◆9月22日(火・祝)
ふと思い立ってKemちゃんと「芭蕉記念館に行ってみよう」ということになり。
芭蕉記念館は家から歩いてほんの数分。
近所だと意外に行く機会がないもので、今回初めて足を向けてみた。
「芭蕉は延宝8年(1680年)江戸日本橋から 深川の草庵に移り住みました。そして元禄2年(1689年)3月、曾良を伴い奥の細道の旅に出発しました。ここを拠点に「おくのほそ道」などの紀行文を残しているのです。いわば、このあたりは芭蕉ゆかりの地なのですね。」
だそうです。
まずは記念館の庭園めぐりから。
こぢんまりしたお庭ながら、芭蕉の句に詠まれた草木がふんだんに植えられ、それぞれの植物にちなんだ句が掲げられています。
夜すがらや竹氷らする今朝の霜
芭蕉庵を模したほこらと、句碑などもいくつか。
草の戸も住み替る代ぞひなの家
婦(ふ)る池や蛙飛こむ水の音
ほこらの中に座す芭蕉さんは、ちょっとコワモテです。
建物の中には、俳諧の資料のほかに、江戸の地図なども展示されていて、このあたりの元禄時代の地形や大名屋敷の位置関係などをじっくり見ていたら、時間の経つのを忘れてしまいました。
永代橋や新大橋は、すでにこのころから存在していたのだなー。
水路ネットワークが張り巡らされた江戸の地形は、水の都ヴェネツィアに似てる…。
(館内では写真撮影禁止なので画像なし。残念)
さて、記念館とあわせて見たいのが分館の芭蕉庵史跡展望庭園。
My ジョギングルートからいつも見える芭蕉像があり、下流に清洲橋、上流に新大橋が一望できる庭園になってます。
(夕方5時になると、芭蕉像が90度回転して隅田川方向に向きを変え、ライトアップされます。下から照らすので、ちょっとコワイんですけど…)
展望庭園にて、たたずむKem氏。
この日は、江戸時代末期の深川の町並みを再現展示しているという深川江戸資料館にも行ってみたのだけれど、なんと改修工事のため来年7月まで休館だって。ちぇ。
さてさて、お昼ごはんは深川江戸資料館の向かいにある「深川宿」にて、深川めしをいただく。
(お正月の深川七福神めぐりの際にこのお店が閉まっていたため、楽しみにしていた深川めしを食べられなかったのだ。この日ついにリベンジを果たしたのである)
お品書きは、しょうゆ味で炊き込んだ「浜松風」と、このお店でしか食べられないという味噌煮込みのあさりのぶっかけ丼「深川めし」の2種。
もちろん両方食べたかったので、それぞれ小丼でいただける「辰巳好み」を注文。
Kemちゃんは、あっさり味の「浜松風」が気に入ったようだが、私は大粒あさりのぷりぷり感が堪能できる「深川めし」のほうが好き。
とはいえ、どちらも大変おいしゅうございました。
帰りがけ、図書館で借りた本を返却しに深川図書館に寄った。
(いつも借りるのは古石場図書館なのだけど、返却は江東区内の図書館ならどこでもOKなので)
するとすると…
「深川図書館100年のあゆみ」なるパネル展示をしているではありませんか。
ここは日比谷図書館に次いで、東京都内で2番目に古い公立図書館なのだそう。
戦後GHQに検閲を受けた書籍や没収通牒などの現物も展示されていて、
「こんなところにも戦争の遺したものが…」
と、切ない気持ちに。
この夏あたりからKemちゃんと、NHKの「ドキュメント太平洋戦争」全6巻とか、靖国神社関連とか、天皇、近代日本史、ちょっと(かなり)右寄りな本ばかりを読んでいたので、必然的にこの場所へ導かれたんじゃないかと。
たまたま返却しなきゃいけない本があったこと、
普段めったに来ない深川図書館に足を運んだこと、
しかも会期が翌日までだったこと…
と、偶然が重なってなんとラッキーだったんでしょう。
YouTubeにてこんな映像もありました。
連休終盤、なかなか感慨深いデートが楽しめました。
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